ただの学生が微表情分析のスペシャリストを目指す

人種、性別問わず0.25秒以下で起こる表情の微妙な変化や会話の最中に見られるしぐさ。それらは意識的にコントロールできないため、非常に重要なサインであるのに見落とされがち。そんなことに興味を持ち独学で非言語コミュニケーションを学ぶことを決めた、ただの学生のブログです。

サイコパスが嘘つきの天才と呼ばれる理由

突然ですが、みなさんは、最近どんな嘘をつきましたか?

また、その嘘は成功しましたか?(バレなかったか)

小さい嘘でもいいですので、ぜひ、思い起こしてみてください。

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死んだふり?

 

どうですか?

多くの人は、

  • 嘘をバレないようにつく能力
  • 嘘を見破る能力

が完全ではないため、嘘を成功、バレないようにすることは得意ではないかもしれません。

もし、嘘が成功した、またはバレなかったなら、相手側の嘘を見破る能力が乏しかったからかもしれません。

 

一般的に人は、嘘をつこうとすると、事実とは異なることを言おうと試みていることになるので、ストレスを感じます。

 

そして、ほとんどの人は、表情分析や、非言語コミュニケーションを専門とする人達を前にしては、嘘を誤魔化すことは、非常に困難なのです。

なぜなら、無意識的に表情やしぐさ、声のトーンに微妙に変化が起きるから。

 

表情分析や非言語コミュニケーションを専門としている人は、それら表情やしぐさの微妙な変化を見落としません。

 

しかし、特別な訓練を受けていない、

多くの人はこの変化を見落としてしまいがちです。

 

*微表情について、もしくは微表情分析を応用した嘘の見破り方については、過去の記事をご覧ください↓

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しかし、世の中には、ごく稀に、

嘘つきの天才達」が存在するのを

ご存知ですか?

 

また、そのような人たちは、主に

3つの種類に分けられることができるのです。

今回は、そのような 「嘘の天才達」を

ご紹介します。

 

Natural liarsとは

Natural liars とは、まさに、嘘の天才達です。彼らは、感情を表す表情や、しぐさを巧みにコントロールすることができます。

そのような能力を持っていることを彼ら自身しっかりと理解しているため、

彼らにとって嘘をつくことは簡単で、ほとんどの場合、成功します。(バレない)

 

みなさんの周りに、過去に、表情豊かで、口が上手く、

親や先生、友人を騙すことに長けている人はいませんでしたか?

 

そのような子供は、嘘をつき、それが成功すると、自信に繋がり、

嘘を自然につくこと、を覚えるのです。

 

このような人たちは、一般的に、

人格検査/personality test において他の人たちと何ら変わりがないことが特徴です

サイコパス(後に説明します)、などと異なり、彼らは嘘つきの能力を人に害を及ぼすためには使わないことも重要な特徴です。

Pathological liars  とは

Pathological liars とは、日本語で

病的虚言者 と訳されます。

1891年に精神科医のAnton Delbreuckによって出版された本によって、初めて認知された言葉です。

このような人たちは、何か具体的な理由なく、習慣的に嘘をつきます。

 

しかし、公式に「病的虚言者」と診断されることは一般的にないため、

これらの行動は、APD/聴覚情報処理障害や、BPD/境界性パーソナリティ障害

などと何か関わりがあると考えられています。

Psychopath とは

Psychopaths /サイコパスという言葉を耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか?

サイコパスとは、反社会的人格の一種を意味する心理学用語です。

 

エクマン氏によると、

彼らの特徴としては、

-良心が異常に欠如している。

-他者に冷淡で共感能力が欠けている。

-罪悪感が皆無である。

-自尊心が非常に高く、自己中心的である。

-口が達者で表面は魅力的であるため人から好かれやすい。

などなど。

 

個人的に、サイコパスは、人から好かれやすい、人気があるというのは興味深いなぁと思います。

嘘をつくことにポジティブなイメージを持つ人は少ないはずですが、嘘を頻繁につくサイコパスのような人々は人気がある…

それほど口が上手く、表情が豊かで、

自然に嘘をつくことができるのでしょう。

 

また、自分の反社会的行動における

」や 「」の感情の欠如が

サイコパスにはよく見られます。

 

しかし、pathological liars/病的虚言者と同じく、patchopathy/精神病質は、他の様々な病気、障害と部分的に重なることが多く、また、精神病質の定義も常に変わることから、サイコパスと正式に診断されることはありません。

 

「サイコパス」という言葉はむしろ

一般的に、人々に広く受け入れられ、

サディストであったり、冷淡な人を指すときに、日常的に使われていますよね。

 

間違いとはいいませんが、

「サイコパス」や「二重人格」という言葉は少し軽く使われすぎているなぁと

思うこともかなりあります。

 

話が逸れてしまいましたが、

嘘を見破るときには、

  • 「罪」の意識
  • 嘘がバレる恐怖

 

この2つが非常に重要です。

一般的に、多くの人はこれらを隠しきれないため、嘘を見破られます。 

 

しかし、サイコパスは、これら

罪の意識、嘘がバレる恐怖などが

一切ないため、

脈拍•発汗などを測定し、嘘発見器としても使われる「ポリグラフテスト」も

簡単にパスすることができるのです。

 

表情分析の視点からも、

「嘘をつくことにストレスや感情を感じない。」ということは、

表情に変化があまり現れないということなので、彼らのような人たちの嘘を見破るのは、労力が必要です。

 

どうでしたか?

世の中には、嘘つきの天才達が

いることは事実です。

 

そして、表情分析を応用した嘘発見というのも、私が興味をもつ分野の一つです。

現在、一般的に嘘発見器として使われているポリグラフでは、信憑性に問題があります。サイコパスなど、嘘が上手い人達にとっては簡単な検査なのです。

また、脈拍、発汗などと言った生理反応は、たとえ測られている人が嘘をついていなくても、ポリグラフによって測られていることに緊張していたりしていると

脈は早くなり、発汗量は自然に増しますよね。

従って、ポリグラフ検査には限界があると私は考えます。

表情分析がそれにとって代わるものになるかどうかはわかりませんが、

そのことも将来研究したいトピックの一つでもあります。

 

話が逸れてしまいましたが、

「嘘の天才達」の紹介でした。

 

ありがとうございました🐈

 

参照

https://www.google.co.jp/amp/s/www.paulekman.com/blog/pathological-liars-psychopaths-natural-liars/amp/

 


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