ただの学生が微表情分析のスペシャリストを目指す

人種、性別問わず0.25秒以下で起こる表情の微妙な変化や会話の最中に見られるしぐさ。それらは意識的にコントロールできないため、非常に重要なサインであるのに見落とされがち。そんなことに興味を持ち独学で非言語コミュニケーションを学ぶことを決めた、ただの学生のブログです。

アメリカ•バークレーでの5日間FACSセミナーに参加してきました。

さて、以前の記事にてお話しさせていただいた通り、今回はアメリカUCバークレー大学にて参加した5日間のFACSセミナーの様子をご紹介させて頂きます。

前回の記事はこちら↓

www.lietome.me

 

 

5日間のFACS集中講座

FACSを独学で学んでいた私でしたが、

毎日コツコツとマニュアルを読み、

符号化の練習を行なっていました。

 

それを続けていると、

ある程度正確に符号化できるようになったという自負が出てきました。

 

そこで、さらなる正確性や専門性を得てステップアップするため、

FACS開発者の1人、エクマン氏の元教え子であるロザンバーグ氏が年に2回ほどミラノとバークレーにて開いている5日間のFACS集中講座に参加することを決めます。

エクマン氏のウェブサイトから、

ロザンバーグ氏が

セミナーを開いていることを知り、

 

ロザンバーグ氏のサイトから

セミナー参加の登録をすぐに済ませました↓

https://www.erikarosenberg.com

 

事前に伝えられた持ち物は、

FACSのマニュアルを見ながらセミナーを受けるためのパソコンと、手鏡

 

手鏡!?

 

手鏡の謎は後に解決しますのでご安心を

 

カリフォルニア州バークレーへ

さて、アメリカ出発の日になりました。

飛行機を乗り継ぎながら丸一日を費やし、やっとアメリカへ到着。

 

アメリカ西海岸に位置するカリフォルニア州のバークレーは海が近く、

とても温暖な気候で過ごしやすい場所としても有名ですね。

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温暖な気候のバークレー


セミナーが行われるカリフォルニア大学バークレー校という大学は名門としてかなり有名な大学です。

 

まさかその大学に来ることになるとは思いもしませんでした。

 

5日間という短い時間でしたので、

大学近くの安いホテルを予約し、

セミナー前日の夜に到着したその日は

翌日に備えてすぐに寝ました。

 

初めてのFACS学習者たちとの出会い

セミナー初日、早速迷いました…

なんせ、アメリカの大学のキャンパスは広すぎます。

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↑Rosenberg氏から送られてきたキャンパスのマップですが、広すぎ…😹



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広すぎるが綺麗なキャンパス



学生やスタッフに場所を尋ねながら、

なんとかして指定の教室に到着。

教室を入ると、すでに5人の生徒とロザンバーグ 氏が待っていました。

生徒といっても、学生ではないように見えました。

1人ずつの自己紹介を聞いていくと、自分以外はアメリカ人で、すでに職を得て働いている人たちでした。

 

1人は、他の人の感情を上手く理解するのが困難な、障害を持つ子供たちにコミュニケーション技術を教えているといいます。

 

それとすでにFACS認定コーダーが数人いました。彼らは心理学者で、すでに最終テストに合格し、ロザンバーグ氏のセミナーに過去参加したことがあるけれども、

またFACSを学び直すために参加していました。

 

日本人は私1人で他の参加者たちはすべてアメリカから。

 

アメリカ開催という要因もありますがやはり日本でのFACSへの認知度の低さを感じました。

セミナーの様子

セミナー5日間の内容は以下の通りです

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配布されたセミナーの予定表です


参加者は、「独学でFACSを一通り学んできた」という前提のもと、

各章をロザンバーグ氏と復習、

また判別しにくいAU/表情の動きを

みんなで確認していくということ。

また、例題をもらい、各参加者が符号化を実際にし、ロザンバーグ氏が採点するということも行いました。

 

そこで大変興味深かったのが、

一つ一つのAU/表情の動きを自分の顔に実際に作るということをしたことです。

手鏡を使って、正しい表情筋を動かせているか自分で確認。また、他の参加者がそれを見て指摘していきます。

 

人によって動かすのが得意、不得意な表情筋が存在することがわかりました。

日本人の自分がすんなりとできる顔の動きが、アメリカ人には比較的難しかったりと…

 

ある表情筋を使う頻度は文化によって異なるのかなあと感じたり。

とても興味深かったです。

 

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↑実際のセミナーの様子 各AU/表情の動きに使われる表情筋の動きを、細かく勉強していきます。

当セミナーで符号化した写真や動画は数知れず。全参加者が、5日間みっちりと講義や練習をしっかりとこなしました。

それができた背景にはロザンバーグ氏の存在が大きかったと思います。

 

ロザンバーグ氏は、非常に明るく、言葉を巧みに操ることで参加者のモチベーションを保つのに長けているなと感じました。また、説明も全てわかりやすく、知識も豊富で、表情研究の最前線で活躍する研究者として、さすがの一言でした。

 

他の参加者にも感謝しなくてはいけません。彼らは学生の私とは違い、すでに研究や、仕事としてFACSを学び、それを使おうと考えている人たちです。

その人たちと話をできるという機会は自分にとってプラスになりましたし、FACSの専門性や知識を深めることができました。 

 

今でもロザンバーグ氏や他の参加者とはたまに連絡を取っており、

将来共同研究など行える機会があればいいなと考えています。

 

さて、こうして5日間のセミナーを終えましたが、認定コーダーになるためには、Final testに合格しなくてはいけません。そちらに関しては次の記事にてご紹介します。

 

ありがとうございました。🐈

 


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