ただの学生が微表情分析のスペシャリストを目指す

人種、性別問わず0.25秒以下で起こる表情の微妙な変化や会話の最中に見られるしぐさ。それらは意識的にコントロールできないため、非常に重要なサインであるのに見落とされがち。そんなことに興味を持ち独学で非言語コミュニケーションを学ぶことを決めた、ただの学生のブログです。

ストレス発散の方法は人それぞれ!?ストレス対処法 “Coping Strategy/コーピング・ストラテジー “とは?

日々生きる中で、ストレスに感じる現象、ことは人それぞれですよね。
また、ストレスに直面したときに
どう対処、発散するのかも人それぞれなので非常に面白いなと個人的に思う今日この頃です。


ということで、
今回は心理学の分野でも注目されている Coping Strategy  /ストレス対処法についてお話しさせて頂ければと思います。


Coping とは?


Copingとは、「問題に対処する、切り抜ける」という意味を指し、心理学、メンタルヘルスでは良く使用されている言葉です。


特定のストレスが生じる状況や問題に対して何らかの対処行動をとり、ストレスを適切にコントロールすること、あるいはその手法を

Stress Coping/ストレスコーピング」もしくは、「Coping Strategy/コーピングストラテジーと呼びます。

 

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私たちは日々様々なストレスに囲まれて過ごしています。

心理学におけるCoping


心理学においても、

人がストレスに直面したときに、

どのような方法を使って対処するのか

その方法を測るというサーベイ/質問紙があります。

 

心理学において最も有名なサーベイは、

1989年にCarver、Scheier、Weitraub、によって作られた"COPE"ですね。

 

また、その短縮版として、1997年に "Brief Cope"が作成されました。

 

私も大学の授業や研究でこのBrief Copeを使うこともあります。

 

Brief copeでは、

合計28個の質問があり、それぞれの質問は、14個の因子いずれかに該当します。

-気晴らし

-積極的コーピング

-否認
-アルコールや薬物の使用

-情緒的サポートの使用

-道具的サポートの使用

-行動的諦め

-感情表出

-肯定的再解釈

-計画

-ユーモア

-宗教•信仰

-自己非難

これらが14の因子です。(ストレス対処の方法と呼んでも良いかもしれません。)

 

では一つ一つの方法を見ていきましょう。

  • 気晴らし

あるストレスを生じさせる出来事から気を紛らわすために、他の活動にとりかかることを指します。

例えば、買い物をしたり、映画を見たり、など。その方法についての好みは人によって異なります。

 

  • 積極的コーピング

現在、自分が置かれているストレスの生じる状況において、より良い状況にするために積極的に集中して取り組むことを指します。

 

  • 否認

あるストレスを生じさせる出来事が起こったことを認めない、または否定することです。

 

  • アルコールや薬物の使用

酒や薬を使用することで、感じているストレスを発散したり、気分を良くしようとすることです。

 

  • 情緒的サポートの利用

他の人から精神的な支え、励ましの言葉や理解を得ることを指します。

 

  • 道具的サポートの利用

ほかの人からアドバイスや助けなど、

直接的に解決に結びつく助けを得る方法です。

 

  • 行動的諦め

現在自分が置かれている、

あるストレスを生じさせる物事に取り組むことを、向き合うことをあきらめることを指します。

 

  • 感情表出

自分が感じている感情を口に出すこと、また態度に出すことで、今感じているストレスや、不快な気持ちから逃れようとすることを指します。

 

  • 肯定的再解釈

あるストレスを生じさせる物事や状況をより良いものと感じるために,

別の視点から見てその状況の良いところを探そうとする行為を指します。

 

  • 計画

そのストレスが生じるような状況に対して何をすべきか未来の計画を立てることを指します。

 

  • ユーモア

あるストレスを生じさせる物事、状況について冗談を言い、それらをポジティブにとらえようとする行動を指します。

 

  • 受容

あるストレスを生じさせる出来事が起こったという正面から現実を受け入れる、または受け入れようとすることを指します。

 

  • 宗教・信仰

信仰している宗教や自分の信念に

やすらぎを求めようとすることを指します。

 

  • 自己非難

あるストレスを生じさせる出来事が起こったことについて罪悪感を感じ、

自分自身を責めることを指します。

 

以上がBrief Copeにおける

一つ一つの因子の簡単な説明です。

 

簡単にいうと、このサーベイ/質問紙の28の質問に答えることによって、あなたがストレスに直面したときに、

どのように対処する傾向を持つのかを

測ることができるのです。

 

あなたは普段ストレスを感じたときに、どの因子、またはどのような方法を使ってストレスを対処していますか?

 

ストレスに直面した際の対処の方法は人それぞれであり、それらは認知的、行動的な違いにも現れます。

 

個人的に非常に興味深いと思いましたのでざっくりとご紹介させて頂きました。

 

ありがとうございました🐈

 

参照

https://local.psy.miami.edu/faculty/ccarver/sclBrCOPE.phtml


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