ただの学生が微表情分析のスペシャリストを目指す

人種、性別問わず0.25秒以下で起こる表情の微妙な変化や会話の最中に見られるしぐさ。それらは意識的にコントロールできないため、非常に重要なサインであるのに見落とされがち。そんなことに興味を持ち独学で非言語コミュニケーションを学ぶことを決めた、ただの学生のブログです。

「ギャップ萌え」してしまう人の心理 ゲインロス効果とは?

現在のような、大変な状況において、
期待と違ったり、理想と現実のギャップに失望することもかなり多いですよね。
直近の出来事でいうと、緊急事態宣言が解消され、自粛要請が少しは緩和されると思いきや、緊急事態宣言が延長されましたね。


コロナウイルスはまだまだ蔓延していますので、妥当な判断だとは思いますが、自粛要請が解消され、元の生活に戻ることを期待されていた方は、がっかりされたのではないかと思います。


そもそも、なぜ私たちが現実にがっかりするかというと、理想と現実は違うと知りながらも、何かと期待を抱いているからです。
今回はそのメカニズムを心理学の観点から説明したいと思います。

 

ゲイン•ロス効果


心理学には、ゲイン•ロス効果/gain-loss effectというものがあります。
これは、一般的に人の心理におけるプラス(ゲイン)とマイナス(ロス)の差が大きいほど、人の心理への影響が大きくなるというものです。


つまりは、自粛要請解消への期待が大きいほど、それが延期•中止されたときに生じるダメージが大きくなるのです。
逆に言うと、元々、それほど期待を抱いていなければ、自粛要請が延長されたとしてもそんなにダメージをくらうことはありませんし、さらに言うと、
自粛要請が解消されることはずっと先だと考えていれば、万が一自粛要請が期待より早く解消されれば、嬉しい気持ちになるかもしれません。


この心理効果は、人間関係および恋愛にも応用することができます。


初対面の人と会うときに、マイナスのイメージを植え付け、その後プラスの印象を与えることで、相手により好印象を与えることができます。


今で言うと、「ギャップ萌え」という
言葉に近いですね。


顔も見た目もやんちゃで怖い人が
動物好きだったり、子どもに優しいことがわかると、マイナスイメージとプラスイメージのギャップにより、ゲイン•ロス効果が生まれやすい例として挙げられるかもしれません。

f:id:Lietome:20200511174224p:plain

見た目が怖い人などが心優しいことを発見すると、人はその人に対してさらに好印象を受けることもゲイン・ロス効果の一つの例です。



私もつい昨日、医師にギャップ萌えしてしまいました…
過去に傲慢な態度を取られた経験もあり、医師に対して良い印象や、期待を抱くことをやめました。
昨日医者にかかることがあったのですが、いわゆる典型的な医師ではなく、穏やかで、とても腰の低い印象の方でした。
元々の医師に対しての印象が低かったので、私の中でのその医師への好感度がとても高くなりました。


従って、「期待はするな」とは言いませんが、期待をしすぎないことで、裏切られたときに被るダメージを抑えることはできると思います。
大変な状況ですが、是非みなさんもあまり期待をしすぎず、気長にのんびりと過ごしていただければと思います。


ありがとうございました🐈


人気ブログランキング

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 心理学へ
にほんブログ村