ただの学生が微表情分析のスペシャリストを目指す-志水勇之進-

人種、性別問わず0.25秒以下で起こる表情の微妙な変化や会話の最中に見られるしぐさ。それらは意識的にコントロールできないため、非常に重要なサインであるのに見落とされがち。そんなことに興味を持ち独学で非言語コミュニケーションを学ぶことを決めた、ただの学生のブログです。

「後退」と「防衛」のしぐさが表す本音

先日から、実際の映像を元に、

しぐさや表情分析をご紹介していますが、

*以前の非言語分析はこちらをご覧ください↓

www.lietome.me

 

 

また興味深い映像を見つけましたので、

紹介させていただければと思います。

 

以前、無意識に壁を作る

「防衛」のしぐさについてお話ししました。

*ご覧になっていない方は是非そちらから読んでいただければと思います↓

www.lietome.me

 

 「防衛」のしぐさ

人は、何かストレスを感じるもの、または嫌いなもの、恐怖を感じるものから距離を取る傾向があります。

生存のために得てきた方法なのです。

 

あからさまに距離を取ることもあれば、

それが社会的に不適切な場合、

腕を組んだり、持っている持ち物を胸の前に構えたりして距離を取ります。

 

「後退」のしぐさ

また、人は自分の言っていることや何か自信がないときに、後ろに身体をのけぞらせる、または後退するとされています。

これが、「後退」のしぐさです。

 

逆に、自分の言っていることが正しいと思っている人は

前のめりになっていることが多いので、是非観察してみてくださいね。

 

さて、これら2つのポイントを踏まえた上で、こちらの動画をご覧ください↓

 

youtu.be

 

第37代アメリカ合衆国大統領、

リチャード•ニクソン氏のスピーチです。

 

この中で、彼は過去の不祥事について触れつつも、

自分の潔癖さについて主張しています。

 

動画の0:30秒あたりから、

多くのアメリカ国民がニクソン氏のことを

"Crook "(ペテン師)であると思っているとし、それについて反論しています。

 

最後に彼は、

 

" Well I'm not a crook.
I've earned everything I got.

 

(私はペテン師ではない。私は今まで全てを捧げてきたのだ。)

と発言しています。

 

しかし、その後のしぐさに注目です。

 

彼は腕を組み (防衛のしぐさ)、

後ろに下がりました。(後退のしぐさ)

 

f:id:Lietome:20200709165119p:image

 

前後関係を踏まえて分析すると、

彼は、

「私はペテン師ではない」

と言った直後にこれらのしぐさをしたので、その発言に自信を持っていないか、

または嘘の可能性が高いです。

 

 我々人間は言葉自体はいくらでも巧みに操ることができますが、

自分の表情やしぐさの細部まで気を付けることは難しいのです。

 

発言の内容ばかりに気を取られていると、自分が非現実的に、また無意識的に

本音を表してしまっていることにも気が付きません。

 

また、よく相手の言葉に騙されてしまう方も同様です。

 

これからは、相手の発言自体に意識を集中するのではなく、

非言語的コミュニケーションにも注意してみてくださいね。

 

今回はニクソン氏のしぐさを分析してみました。

みなさんも、日常的に人のしぐさをよく観察してみてくださいね!

 

ありがとうございました🐈


人気ブログランキング

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 心理学へ
にほんブログ村